#

日中友好協会(日本中国友好協会)

日本中国友好協会
〒111-0053
東京都台東区浅草橋
5丁目2-3鈴和ビル5階
Tel :03(5839)2140
Fax:03(5839)2141

HOME > 日中友好新聞 > 2018年3月25日号

日中友好新聞

平和の岐路、打開し強い決意で奮闘を
協会本部が第3回受任理事会


shinbun
直面する運動課題など、熱心な討議が続いた第3回常任理事会


 日本中国友好協会は3月3、4の両日、東京都内で「第3回常任理事会」を開催し29人が参加しました。冒頭、大村新一郎会長があいさつ、大西広副理事長らの議案提案を受け、直面する運動課題と合わせ熱心に討議、矢崎光晴事務局長の「討論のまとめ」を含め全員一致で承認しました。

急を告げる憲法改悪の動き、3000万署名取り組み強化を

 日中友好運動をめぐる情勢について、急を告げている憲法改悪をめぐる動向、日中両国関係、日米関係と国内問題、北朝鮮と核開発の危険、中国の動きなどをめぐって討論が深められました。
 「憲法改悪の危険な動きを軽視せず、協会の10万人目標を必ずやり遂げることが重要」、「証言DVD上映会や村瀬守保(もり やす)写真展などの侵略戦争の事実を広く知らせる活動と憲法問題の結合が大事」などの意見が出されました。
 また、「日中関係が改善の方向に動いているが、両国の経済関係や、国民の平和友好志向が、その背景にあると思う」、「『一帯一路』政策など注目される中国の動きと習近平体制の強化などの分析も大事」などの意見も出されました。


「中国百科検定」成功へ活発な討議

 「第4回中国百科検定」(全国30カ所で3月21日実施)は受験申込者が441人となり、残念ながら受験者数は前回を下回りました。
 しかし、10代20代の学生の受験者が増えたこと、「中国と取引のある会社の社長が先頭に立って社員に受験を勧めてくれた」(東京)、「独自に中国百科検定試験を実施してくれる大学も生まれた」など、これまでになかった新局面が生まれていることは、今後の展望を開くものとして注目されました。
 また、「事前の予備講座が大きな影響を広げている」など、進んだ経験も報告されました。一方、「役員や会員が行動しきれず目標に及ばなかった」などの反省も率直に語られました。
 「中国百科検定」は今後、第5回を12月9日、第6回を2019年3月21日に実施することを確認しました。


66回大会現勢早急に回復し、上回る増勢を

 「仲間づくり」の活動は残念ながら、第66回大会比で214人の後退となっています。
 唯一、2桁の増勢を維持している神奈川県連は「あらゆる活動を協会と触れたことのない分野の人に広げていること。支部を単位にした活動を最重視していること、絶えず目標を明示し、役員が率先して増やす行動を実行していることにある」と確信をもって発言しました。
 後退している組織からは「大会に向け『仲間増やし期間』を設定し、全力をあげて取り組みを提起している」(東京ほか)などの決意も表明され、新支部・再建支部を増やすことを含め「前進へ総力をあげる」ことを確認しました。
 常任理事会はこのほか、「友好交流」「中国帰国者支援」「文化活動」「青年対策」など、多面的に討議を深めました。


shinbun
常任理事会の議長(中央)と役員


「大会議案」活発に討議を

 常任理事会は最後に、6月2日、3日に開催する第67回全国大会に向け、すべての連合会・支部で日中友好新聞4月25日号に掲載される予定の大会議案の討議を活発に進めることを確認し、大きな拍手で奮闘を誓い合いました。

(O)





[一覧に戻る]

#