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HOME > 日中友好新聞 > 2015年2月5日号

日中友好新聞


「中国百科検定」
全国31会場で一斉に!
第2回試験は9月27日 中国理解深め友好増進しよう

 

 

 

 

 

 昨年3月21日に実施され、10代から90代まで幅広い年齢層の約400人が受験した第1回中国百科検定試験。多くの受験者から寄せられた期待の声に応えて、第2回試験が今年9月27日(日)に全国31カ所で実施されることが決まり、各地で準備が始まっています。

 

 

 

「隣国を知る最適の道」

 

 

 「中国に親しみを感じない」という国民が多数を占め厳しい情勢が続く中、第1回中国百科検定のアンケートには、多くの受験者の喜びと期待の声が記されました。
「中国を身近に感じられたのです。不思議 !」(70代男性)
「隣国でありながら、あまりにも知らなさすぎました」(70代男性)
「中国の歴史の大きさ、広さ、深さおよび今に伝わり生きている文化の大切さ、尊さに気付かされました」(40代女性)
「中国にネガティブなイメージをもっていましたが、中国百科検定の勉強で、いろいろと正しく知ることができた部分が多く、大変良かった」(60代男性)
「検定試験をきっかけに、思い込みや偏見をもつ人が少しでも減ってくれればと願っています」(30代男性)
「私と同様に中国(語)を専門的に学んでいる人で中国全般の知識を深めたいと思っている人には最適の機会だと思います」(20代男性)
  これらの感想は、メディアの一面的な中国報道が氾濫する中で、中国をより良く理解することの大切さと、中国百科検定が中国理解に大きな力を発揮することを教えてくれています。

 

 

 

今年は2コースで実施

 

 

「日中友好を促進する検定試験へ」との期待の声も数多く寄せられました。
「試験会場が全国で3カ所は少なすぎる」(50代男性)
「会場が全国に広がって受験者が増えることは、知中派が増えることになり、日中友好の基盤が広がることになる」(70代男性)
「これからの日中友好≠フためにも、もっと受験者が増え、中国への理解が深まることを願ってやみません」(20代女性)
 これらの声に応え、第2回試験は3級(もりしりコース)に加えて2級(中国通コース)を新設し、北海道、岩手、宮城、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京(2会場)、神奈川(2会場)、山梨、静岡、石川、愛知、三重、京都、大阪(2会場)、兵庫、鳥取、岡山、広島、愛媛、福岡(2会場)、長崎、大分、熊本、宮崎の全国31会場で一斉に実施されます。

 

 

準備対策「問題集」も発行へ

 

 

「テキストは大変良かった。地理、歴史、文化等々について、万遍なく書かれている解説書は今までなかった」(60代男性)
 「公式テキストは、試験以外でも大変役立っています。中国理解の入門書として友人等にも紹介したいと思います」(50代女性)など、公式テキスト『中国百科』も大きな反響を呼んでいます。
このテキストを活用した中国問題学習会や第2回試験に向けての対策講座が各地で計画されています。
 公式テキストに加えて、2月末には3級・2級・1級(百科老師コース、第3回試験から実施予定)を網羅した検定対策用の「問題集」も発行される予定です。
さらに、「もっと周知して、中国語検定やHSK(中国政府公認中国語検定)くらいメジャーになってほしい」(40代男性)
「就職活動等に使える試験になってほしい」(20代女性)
「同様の検定を中国でも『日本百科検定』として行なってほしい」(60代男性)などの嬉しい要望も寄せられており、中国百科検定の飛躍的な発展へ、期待が高まっています。

 

 

 

ファミリー4人全員合格


羊年大吉「中国百科検定成功の夢」      堀 榮吉

 

 昨年、第1回「中国百科検定」に堀ファミリー(妻・ケイ子=87歳、孫・前田純平=18歳、前田栞菜=13歳)で受験して、全員合格しました。久留米筑後支部、熊本支部、沖縄の友人も誘い合わせて県連・支部の学習会、模擬テストにも挑戦、支部でも実施して九州大学(福岡会場)で頑張りました。
 第2回中国百科検定(9月27日)は全国の仲間の頑張りで31会場で開催することが決まりました。大きく期待して大成功させたいと思っています。
 大晦日には、堀ファミリー4人で2級に挑戦しようと話し合いました。全員合格めざして日中友好運動の発展に取り組みたいと胸をふくらませています。(大牟田支部副支部長=82歳)

 

 

 

「左から堀ケイ子、前田純平、前田照榮、前田栞菜、

前田結佳、堀榮吉のファミリー(敬称略)

 

 

 

 


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